当社は1955年3月の創業以来、地域産業の発展に伴い重要港湾として成長を続けてきた小名浜港とともに、2025年で70年の歴史を迎えます。
海と陸の物流の結節点である小名浜港は、地域の重要産業である製造業及び発電事業などへの原燃料の供給を支える基幹拠点となっています。東日本大震災後に官民による複数の大プロジェクトが計画され、この数年の間に
- 小名浜港沖の埋め立てによる水深18mの耐震岸壁を備えた国際物流ターミナル(東港)の完成、最大級船舶(ケープサイズ)の着桟可能な荷役の運用開始
- 復興電源であるIGCC(石炭ガス化複合発電540MWHX2基 勿来・広野)の最新鋭の発電プラントの稼働開始
- 大型バイオマス発電の完成と営業運転開始
- 港から常磐自動車道へのアクセス向上を図る小名浜道路の2025年度完成予定
- コンテナヤード増強工事(蔵置能力増加及びガントリークレーン2基体制)の2024年上期完了予定
等が実現してきており、取扱い貨物量も一段と伸びてまいりました。
また、CNP(カーボンニュートラルポート)としてCO2削減に向けた小名浜港の将来構想を福島県中心に検討中で、この港湾の利活用に期待が寄せられています。
このように更なる発展を続ける小名浜港において、私たちは多様な貨物を取り扱う港湾荷役のプロとして、お客様のニーズにお応えし良質なサービスのご提供に努めることを使命としてまいります。そして、安全最優先・コンプライアンス徹底の方針の下、お客様・株主・行政・地域の皆様から信頼される企業であり続けるために、今後とも全力を尽くしてまいりますので、引き続きこれまでと変わらぬご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。